頭痛専門医の診察を受け始めました。

最近、ちょっと片頭痛の頻度が高かったので、これを機会にもっと真剣に片頭痛と向き合おうと頭痛専門医を探して受診しました。

自分でも頭痛に関するちょっとした専門書のようなものを読んで勉強していたのですが、当然ながらさすが専門医だけあって、「なるほど!」と思う事がたくさんあります。

今でもずーっと通い続けて、いろいろと相談し、薬の種類を変えたりいろいろやりながら少しずつ確実に改善しています。

あくまで私の体験談ですが、同じように片頭痛で悩んでいる人にとっては、役立つ事があるかもしれませんので、少しずつ頭痛専門医から得た役立つ情報を書いていきます。

今回はイミグランなど片頭痛の薬が効かなかったり、効きにくかったりする場合の対処法をご紹介します。

まず前提として、自分の頭痛がどの種類の頭痛なのかがはっきりと分かっていなければなりません。

自分の頭痛が片頭痛ではないのであれば、当然片頭痛の薬は効きません。

自分の頭痛が片頭痛だとはっきり分かっているのに、片頭痛の薬が効きにくい場合が時々あります。

全ての場合に効果が出るわけではないのですが、私の場合はかなり改善することができましたので、参考にしてください。

ドンペリドン錠という薬を併用する

私自身がそうなのですが、片頭痛が起こっている時には、気分が悪くて吐き気がすることが多いです。

薬が効かない原因は、ここにヒントがあります。

私のお世話になっている頭痛専門医の先生が言うには、吐き気がするというのは、お腹の動きが悪くなっているという事なのだそうです。

だから薬を飲んでも腸がうまく働いてくれなくて、せっかく飲んだ薬が体に吸収されにくいという事です。

薬が体に吸収されないのだから、当然効きにくいですよね。

だから、そういう時はお腹の調子を良くする薬を片頭痛の薬と同時に飲めば、効果が高まる場合があるのです。

この説明を聞いて非常に合点がいきました。

ということで、ドンペリドン錠という消化管の運動を整えて、吐き気を抑えたり食欲不振や腹部の膨張感をなくす薬を処方してもらいました。

ドンペリドン錠10mg「EMEC」

ドンペリドン錠のはたらき

それで実際に試してみたのですが、効果は抜群でした。ドンペリドン錠を併用しない場合と比べて2倍くらい薬の効果が上がったと感じました。

明らかに痛みが収まり具合が違います。

痛みがひどい時には、薬を飲んでも完全に痛みを抑える事ができない事も多かったのですが、ドンペリドン錠を併用するようになってからは、痛みがかなり強い場合でも、薬の効果が持続している間は、ほぼ完全に片頭痛の痛みを抑える事ができています。

仕事などで、ゆっくり休む事ができない場合などには本当に助かります。

やっぱり頭痛専門の医者はすごいなと思いました。

他にもいろいろと役立つ情報があるので、それは後日アップします。