緊張型頭痛の基本的な知識を理解しましょう。

緊張型頭痛は、同じ頭痛でも片頭痛とは原因や対策が全く異なります。

緊張型頭痛の特徴として、以下の項目が上げられます。該当する項目が多いほど、あなたの頭痛は緊張型頭痛である可能性が高いです。

  • 圧迫され締め付けられるような痛み
  • うつむきの姿勢になると痛みが強くなる
  • 30歳を過ぎてから発症した
  • 頭の両側や全体が痛む
  • 肩や首のこりがひどい
  • 生活や仕事に支障が出ない程度のそれほど強くない痛み

これらの項目にあてはまる場合、緊張型頭痛の可能性が高いので、緊張型頭痛の予防・治療の対策が必要となります。

反復性と稀発性のものがある。

緊張型頭痛の中にも、反復性緊張型頭痛と慢性緊張型頭痛の2種類があります。

反復性緊張型頭痛の中でも、発生の頻度が1ヶ月に1日未満の場合は、稀発緊張型頭痛と呼ばれ、発生の頻度が1ヶ月に1日以上15日未満の場合は、頻発反復性緊張型頭痛と呼ばれます。

多くの場合、緊張型頭痛は、頻度もそれほど多くなく、痛みの程度も弱く、持続時間も長くないので、生活や仕事に支障が出ることは少ないです。

但し、慢性緊張型頭痛の場合には、生活や仕事に支障が出るので、本格的に対策を始めるべきです。