トリプタン系薬剤は片頭痛の特効薬

偏頭痛は人によって痛みの程度に大きく差があります。軽度の痛みの場合は、アスピリンが含まれている市販の消炎鎮痛剤でも痛みを和らげることができますが、痛みが中度から重度の場合や吐き気がある場合の片頭痛にはほとんど効果がありません。

強い痛みのある片頭痛の場合には、トリプタン系薬剤が非常に効果的です。

トリプタンは、片頭痛の原因である血管作動性物質の放出を抑えて、拡張した血管を収縮し、炎症を和らげる効果があります。

片頭痛の特効薬ともいえる薬で、私自身も利用していますが、きちんと上手に服用すれば、完全に痛みを無くすことも可能です。

私も、子どもの頃から何十年と片頭痛に苦しみ悩まされてきましたが、トリプタン系の薬を知った時には、本当にうれしかったです。

トリプタン系の薬剤の中でも私が処方してもらっているのはイミグランと言う偏頭痛の特効薬です。

いつ頭痛が発生するか分からない恐怖と不安にいつも悩まされて来た人生だったので、ほんとうに幸せな気分になることができ、イミグランと出会ってから人生が変わったと言っても過言ではありません。

痛みの強い片頭痛に悩まされている人は、専門の病院に行ってトリプタン系の薬を処方してもらうことを心からおすすめします。

残念ながらトリプタン系の薬は薬局などで市販されていませんので、医師の診察を受けて処方箋として手に入れるしかありません。

日本で手に入るトリプタン薬剤

日本で手に入るトリプタンの中で代表的なものが、グラクソスミスクライン株式会社が販売しているイミグランです。実は私もイミグランを利用しており、非常に高い効果を得られています。片頭痛の時に飲めばウソのように痛みがなくなります。

錠剤タイプ、点鼻薬、注射、また口腔内速溶錠といって水が無くても飲めるタイプのものがあります。

↓錠剤タイプのイミグラン ↓点鼻タイプのイミグラン

錠剤タイプのイミグラン

点鼻タイプのイミグラン

注射が最も即効性がありますが、医者看護師さんにやってもらう必要があり、自分で打つことができないので、あまり現実的ではありません。

錠剤タイプがいつも持ち歩けるので、おすすめです。1錠1000円くらいしますので、健康保険に加入していて、3割負担なら300円くらいとなります。かなり高額の薬ですが、それで寝込まずに住むなら安いものだと思います。

点鼻薬のタイプも、持ち歩けますし、効果の出るのも早いようですが、私にはあまり向いていないようで、錠剤よりは効果がありません。個人差があるようですので、いろいろ試してみて、最も自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。

イミグランの他にも、アストラゼネカ株式会社の販売しているゾーミックやエーザイ株式会社の発売しているマクサルトなどがあります。

トリプタンを飲むタイミングが大事

トリプタンは片頭痛の痛みを和らげるのに大変効果的な薬ですが、飲むタイミングがとっても大切です。

副作用などが気になってあまり薬を飲みたくないという心理が働いて、どうしても飲むタイミングが遅くなってしまいがちです。

しかし、片頭痛の場合、完全に頭痛が発生して痛くなってから、トリプタンを服用しても、薬が効いている間は痛みを抑えることができますが、薬が切れるとまた痛くなってきます。

少し痛くなってきたなと思ったら、そのタイミングで思い切って早く飲むことが大事です。少し痛くなってきたくらいのタイミングでイミグランなどを飲めば、完全に片頭痛の痛みを無くしてしまうことができます。

薬の効果が切れたとしても、頭痛が戻ってくることはありません。

薬を飲むのをためらって、タイミングがずれると、薬の効果のある持続時間を過ぎるたびに痛みが戻ってくるので、結局多くの頭痛薬を飲むことになってしまいます。

思い切って、早めのタイミングでトリプタン系薬剤を服用することで、1錠で完全に片頭痛を押さえ込めることが多いです。

もちろん、個人差はあると思いますが、私の経験からすると、早めのタイミングで飲む方が明らかに効果が高いですし、遅れると痛みの持続時間が長くなってしまいます。

トリプタン系薬剤のイミグランを飲むタイミング

上の図を参考に、予兆を感じて、少し痛みは始まってきたくらいの早いタイミングで服用しましょう。

完全に頭痛が始まってからでは手遅れです。

片頭痛は、完全に治すことは難しいですが、痛みの程度を低くすることと、できるだけ早く痛みを無くすことは可能です。